<幾何平均の算出例>

 C町の製造業の製造品出荷額等は、2003年時点では25,306百万円であったが、2013年には38,925百万円まで増加した。

暦年 製造品出荷額等
(百万円/年)
製造品出荷額等の対前年比率
2003 25,306 -
2004 27,076 107.0 %
2005 28,637 105.8 %
2006 29,104 101.6 %
2007 31,298 107.5 %
2008 34,536 110.3 %
2009 33,971 98.4 %
2010 35,829 105.5 %
2011 36,747 102.6 %
2012 36,886 100.4 %
2013 38,925 105.5 %

C町の製造業の製造品出荷額等の平均増加率(幾何平均値)

又は

 実際の増加率はマイナス1.6%からプラス10.3%までの範囲で変化したが、この10年間の増加率が4.4%と一定だったと仮定した場合も、最終的な(2013年時点の)製造品出荷額等は同じ38,925百万円となる(増加率の数値が端数を持つと仮定すれば)。この場合の(対前年比率の)幾何平均とは、このように「10乗した結果が、元の10個の値を相互に乗じた場合と同じになる値」として定義された値のことである。

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