Aクラス(生徒数:5人)で実施した英語の点数は、最低が45点、最高が90点で、5人の点数の合計は350点であった。
生徒No. | 英語の試験の 点数 (実際の点数) |
全員が算術平均と 同じ点数だと仮定 した場合 |
1 | 65 | 70 |
2 | 90 | 70 |
3 | 45 | 70 |
4 | 85 | 70 |
5 | 65 | 70 |
合計 | 350 | 350 |
5人の点数の算術平均値 = 350点/5 = 70点 |
このAクラスの点数の算術平均は70点であるが、クラスの全員が70点と仮定した場合も点数の合計は350点と同じになる。この場合の算術平均とは、このように「単純に合計した値が元の点数の合計と同じになる値」として定義された値のことである。